組合員活動報告

自然派シネマなら「TERRA~ぼくらと地球のくらし方」上映会

■開催日:2024年2月19日
■場 所:コープ自然派奈良 活動室
■主 催:理事会ふうど(GM)

映画「TERRA~ぼくらと地球のくらし方」には、パーマカルチャーを日本やアメリカで実践する13組の人たちが登場します。パーマカルチャーとは、1970年代に提唱された、持続可能な農業を軸に、くらし方、生き方を自らデザインする考え方です。
 農業を軸、となると、郊外の里山や広い土地に住むことをイメージするかもしれません。が、映画には、森や農場での実践者だけでなく、都会の中で85%の自給率を実現している農園、都会の人たちに向けて、段ボールコンポストの普及活動をしている方、さらには、人々が自由に果樹や野菜を採ってよい、都市の中にある公共の森(Forest Garden)も登場します。
それぞれの生活拠点で、それぞれの持続可能な循環型のくらしを実践すれば世界は良い方向に変わる、というメッセージが全編を通して伝わってきます。 そして、登場する人誰もが楽しそうに、希望と情熱を持って自分の役割に取り組んでいる姿が印象的でした。
映画の案内人、ソーヤー海さんは言います。「消費者から創造者になろう!」生ゴミを堆肥にする、果樹や野菜を庭先に植えてみる。自然と人との調和を意識しながら、小さなことでもいい、今日から何かできることを始めてみよう、と前向きな気持ちになれる作品でした。参加者の皆さんからは、「生き方のヒントがもらえた」、「世界はもっと良くなると思えた」などの感想をいただきました。