組合員活動報告
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お母さんと子どものための放射能きほんの基vol.4 守田敏也さん連続講座①
■開催日:8月31日(月)
■場所:オンライン
■主催:脱原発委員会
守田さんのお話から、原発産業がどんづまりという、脱原発への希望も見えましたが、この先も続く、被曝問題や核のゴミ問題を、未来の子どもたちのために考え行動し続けなければと改めて思いました。
【原発の現状】
・再稼働許可9基の内、福井大飯1基・福井高浜1基・佐賀玄海2基の4基が稼働中→秋には3基になる
・原子力産業はどんづまり!福島事故から脱原発のうねり→各国が規制強化→輸出計画の破綻
・新規制基準の特定重大事故等対処施設は1つも完成していない(電力会社は作る気がない・採算が合わない)ついに、規制委員会は特重施設設置の期限延期を止めた
・被曝の影響が過小評価されている(原爆と同じ) 被曝2世と同じように怪我が治りにくい
・汚染水はトリチウムが一番厄介 福島は地層構造がわからず止められない タンクを東電他敷地内に移動する方法も検討
・原発は「ブレーキのかからない車を走らせている」のと同じ
【防災について】
正常バイアスがかかる ハザードマップで備える
【安倍政権について】
「政策全て失敗」「官僚が何も言えない」 「コロナでリーダーシップを発揮できず」民衆の抵抗が安倍政権の体力を奪った
【参加者のアンケートから】
・一般の人にも影響が出ている。実際に亡くなった子どもたちの話や東京で倒れる人が多くなっている話は驚いた。
・黒い雨の訴訟がずいぶん後になって認められたことが印象に残った。
・私たちも福井の原発で事故が起これば同じ危険にさらされることから、他人ごとではありません。この原発事故を福島だけの問題とするのではなく、日本の原発をなくすためにも日本に住むみんなで 考えなければならないことだと思います。子どもたちの健康を守り、未来に負の遺産をこれ以上残さないためにも関西に住む私たちにもできること(保養キャンプの受け入れや差別を生まない社会づくり)をこれからも続けていくことの重要性を再確認しました。
・原発の杜撰な管理に絶句しました。私たち同様移住した子が元気になって良かった。
・「闘うべきは、核の被害が過小評価されていること」という守田さんの言葉に、問題の核(本質)が分かった気がしました。「知ることより体を守ることのほうが大事」「避難してくれてありがとう」という守田さんのことばに、涙が出そうになりました。