組合員活動報告

万が一の時に慌てない!子どもの応急手当てを知ろう!

■開催日:2024年4月7日 
■場 所:オンライン
■主 催:すくすく

今回は講師にNPO法人 AQUAkids safety project代表のすがわらえみさんをお招きし、子どもの事故に備える学習会を2週にわたって開催しました。


子どもと大人の手当の違いは、子どもは上手く言葉にできない、どこが痛いのか認識できていない事もあるという事を念頭に置いておく事だと語られました。そのため、特に年齢の小さな子どもに対しては、頭の先から足の先まで順番に少し押しながら触る事で気付ける怪我がある様です。


また、1秒を争う窒息の手当では、予防が肝心である事も教えてもらいました。トイレットペーパーの芯を通る大きさ(4㎝程度ですが、3歳児の口に入る大きさ)の物は片付ける事、球体の食材は4つ切りする、枝豆は水分を含んで膨らむので要注意です。万が一、実際に詰まった場合は、①咳をさせる②背中を強く叩く③腹部を突き上げるの対処法がありますが、乳児は③は危険なためできません。この方法を試しても難しい時は、即座に救急車を呼ぶ事が大事です。

幼い子どもを育てていると、日常の中にも怪我や事故につながる要素が沢山あります。完全に防ぐ事が難しくても、知識を得て、予防や備える事が重要だと改めて感じました。
次回は水難事故に関する講座を行います。