組合員活動報告

水難危険!安全に子どもと遊ぶ為に知っておきたいこと

■開催日:2024年4月14日 
■場 所:オンライン
■主 催:すくすく

講師にNPO法人 AQUAkids safety project代表のすがわらえみさんをお招きし、子どもの事故に備える学習会の第2週目のご報告です。

学校やスイミングでは、泳ぎ方は習っても、溺れた時の対処法はほとんど習っていません。水辺の命を守るための備えを学習しました。
溺れてしまってからでは119番、118番(海の場合)通報と救命手当しかありません。しかし、予防できることは沢山あると語られました。水辺に行く前に、親子で水上安全の動画を見て学ぶ、当日の天気やライフセーバーの有無などを調べるなどの事前準備が大切です。雨天時の代替え案を立てておくのも良いそうです。また、水辺周辺のキャンプやバーベキューの準備や片付けを大人が総出でし、その間に子どもから目を離しがちになった経験は無いでしょうか。準備片付け担当、子ども担当などを決めておく事で目を離さない事も大切です。

ライフジャケットや脱げにくいアクアシューズ、安全な浮具などを備える事も大切です。流されたサンダルを追いかけて溺れる事も多いそうで、脱げにくいアクアシューズを揃える事も大事であるのですが、万が一、浮き輪やシューズが流されても、叱られると思って追いかけないで済むように、事前に「サンダルバイバイ」の歌を一緒に歌ったり約束をしておく事が大切だとありました。空のペットボトルや大袋のスナック菓子も浮具になる様です。

水辺に行くと子どもは早々に入りたがりますが、必ず大人が先に入水し、水流、深くなるポイント、足元が滑りやすくないかなどを確かめてください。30分に1回は休憩する事やこまめに天候をチェックする事も大切です。
いざという時は慌ててしまうものです。事前準備が大切であることを学べた良い機会となりました。