組合員活動報告
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必見!!見ないと損!ソン!~サイレントフォールアウト上映会&監督のお話し~
■開催日:2024年4月19日
■場 所:奈良市音声館
■主 催:理事会
広島、長崎への原爆投下からわずか5年後の1951年、米国で大気圏内核実験が始まり、計100回にも及ぶ核実験によりアメリカ大陸は放射能に汚染されました。米国だけでなく、旧ソ連・イギリス・フランス・中国などで行われた実験により放射能汚染は、日本にも及んでおりその影響はいまも続いているそうです。核実験の放射性降下物(フォールアウト)が米国各地に被ばくをもたらした事実を知るとともに、
2011 年東日本大震災によって福島第一原発事故が起きたことを再度考えるきっかけとして今回上映会を開催しました。
1950~60 年代のネバダ州の核実験による被爆者、研究者らにインタビューをして、現在もなお続くアメリカ大陸の放射能汚染の実態を明らかにしたものです。この人体実験のような恐ろしい核実験を止めたのは当時小さいこどもたちを育てていたお母さんたちです。母親たちはこどもが被爆した時の影響を科学的に証明し、ケネディ大統領はすべての大気圏内核実験を中止すると宣言しました。
ひとりひとりの声は小さいかもしれないけれど、こどもを想う親の気持ちが国を動かしたという事実は、コープ自然派奈良の組合員活動の可能性をより感じることができました。
上映会後、この日のために愛媛県から来てくれた伊東監督を囲んでお話会を開催しました。「アメリカがこんなに放射能で苦しんでいるとは知らなかった」「日本も原発を止めたい」「汚染水の海洋放出を止めたい」など時間が足りないくらい多くの意見がありました。多くの人に知ってもらいたい内容なので、今後も上映会を開催していきたいと考えています。