組合員活動報告
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WEB 講演会 『トモダチ作戦の光と影~トモダチ作戦とは何だったのか』
■開催日:2021年2月15日
■場 所:オンライン開催 (ZOOM)
■主 催:オリーブの木
10年目の311を前に、今改めて広い視野で学ぶことが大事ということで、基地問題にお詳しいフリーライターの石井康敬さんをお迎えして開催しました。石井さんは「フクシマは核戦争の訓練場にされた」という本を書かれている方ですが、今回の講演は、その本の内容を元に、地図や表や写真などもふんだんに使ってわかりやすくお話していただきました。
最初に、トモダチ作戦の経過についての説明と経過からわかることをお話いただきました。
次にトモダチ作戦を米軍側では、どのように定義されていたかのお話があり、「人道支援」だけを目的にした作戦ではなかった事がわかりました。次々に未知の米軍部隊や政府機関が参加されたことの説明もありました。また空母「レーガン」の航路は、普通では考えられない航路だったそうで、「艦長の独断だった」と報道されていたことにもふれられました。
更に石巻工業高校などで支援活動をしておられる米軍の写真から、3月下旬からは米軍は携帯型放射線量計をつけて活動していた様子もわかりました。(自衛隊はそうではなかったということも)
10年たって東日本大震災と原発事故の風化が進んでいますが、まだまだ当時のことでわかっていないことが色々あることをあらためて知り、こういう悲劇を繰り返さないためにも、引き続き学んでいくことの大切さを感じました。