組合員活動報告

カナリアお茶会 ~香害は公害!匂いがわかる人のためのしゃべり場~

■開催日:2021年2月26日
■場 所:オンライン
■主 催:ママノワバンビ&マルシェ

11月に引き続き「香害は公害」をテーマに開催しました。残念なことにお1人はオンライン参加になれておられなかったのか途中退室。もうお1人は化学物質過敏症当事者の方で急な体調不良による欠席。参加者は主催含め2人となりました。
参加者の方ご自身は合成洗剤や柔軟剤の強い合成香料に不快感はあるものの体調を崩すほどではなく、同じように悩む人から相談をされることが増えているため、解決や対応のヒントを求めての参加でした。
まず、空気環境が汚染されていることを嗅覚+自覚症状で関知できる人は正常です。わかる人の方が少数派なので神経質とか感覚過敏とか病気扱いされてますけどね…とはいえ、頻繁に異常をキャッチしていると、自律神経のスイッチが切れにくくなり、回復が遅くなるのは事実です。本格的に発症すると反応する物質や体調不良の程度によっては回復が難しい化学物質過敏症になります。不快な匂いで体調不良を起こす自覚症状がある人は早めに専門医にかかることをお勧めします。ただでさえ、化学物質あふれる現代、衣類につける香り長持ち柔軟剤が使われていることで身近な空気環境がますます悪化しています。その影響からは誰も逃れられません。
誰にでもできる予防法としては◯合成香料使用製品を使わない。◯衣食住から石油由来製品を極力なくす◯甘いものやアルコールを控える◯自分にとって不快な匂いからは速やかに離れる、発生源が特定できる場合は配慮をお願いする〇周囲への協力を呼びかける〇床や壁の拭き掃除を定期的にするといったところで
しょうか。
化学物質過敏症は誰もが発症する可能性がある環境病。男性より女性、大人より子どもの方が化学物質から受ける影響は大きいのです。合成香料も農薬も石油由来の化学物質。
自然派でオーガニック食品を買うなら、日用品も見直さないと意味がないですよ!
詳しく知りたい人はどうぞお気軽に化学物質過敏症当事者が運営するカナリアお茶会にご参加くださいね。