組合員活動報告

種子法廃止と奈良の農業について考えよう!

■開催日:2021年2月24日
■場 所:奈良市はぐくみセンター
■主 催:地域医療を考える奈良の会

種子法廃止に伴い、奈良県は早々に管轄を米麦協会へ移譲してしまった。日本国内各地で、種子法に代わる条例を制定する動きの中で、奈良県でも条例を作ろうと署名を集める取り組みを始めた。種子法廃止によってまず影響を受ける最前線の農業者の声を聞いてみようということになった。
 共に署名を集める団体の農民連奈良産直センターの事務局次長の杉村出さんと小林りょうへいさんを講師にお願いした。お二人の農業者として、販売者として関わっている経験からのおはなしとなった。
 農業者から消費者へのメッセージを交え、種子法の廃止の意味することを伝えていただいた。
 奈良県への条例制定を求める中で県との仲介の労をとっていただいた県議の参加もあり、署名の取り組み方法などのアドバイスをいただく時間ともなった。
 自然農に取り組んでいる参加者からの質問などもあり、農業の現状への思いもはせることができる時間になった。