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平田産業さんに教わる油のヒミツ
■開催日:2021年3月18日
■場 所:オンライン開催(Zoomミーティング)
■主 催:GMO委員会
黄色い紙パックのなたね油でおなじみ、平田産業の平木さんにお話をうかがいました。福岡県朝倉市に拠点を置く平田産業さんは、非遺伝子組み換えのなたね油を製造販売、他にもイタリア産オーガニックオリーブオイルやカナダ産メープルシロップの販売もしています。
原料のナタネは、かつてはカナダ産を使用していましたが、除草剤耐性の遺伝子組み換えナタネが増えてしまったため、現在はオーストラリア産のものを使用しています。また、北海道の農家に作付けを依頼し、国産のなたね油も製造しています。コストは輸入ナタネの倍かかりますが、国産ナタネの栽培と油の需要が広がるよう、取り組んでおられます。
油は、圧搾→仕込み→湯洗い→脱色 の四段階の工程を経て商品になります。多くのメーカーが、しぼりかすにヘキサンという溶剤を加えてさらに抽出し、一番搾りの油に混ぜて販売していますが、平田産業さんは一番搾りの油のみを販売しています(搾れる油の量はナタネの重量の25%だそうです)。
成分はオレイン酸が豊富で酸化に強いため、加熱調理に向きますが、ドレッシングなどの生食もおすすめとのことで、揚げ出し豆腐、アヒージョ、手作りマヨネーズなどのレシピも教えてくださいました。
参加者の方からは、「製品へのこだわりや製法がわかって良かったです」、「少量パックもあるというお話があったので、自然派でも扱ってほしいです」、「お話を聞いて、商品をより身近に感じることができました。これからも使い続けたいと思います。」などの感想をいただきました。
NON-GMOの良質ななたね油、普段使いの定番にして、応援していきたいですね。
●当日のQ&Aから抜粋してご紹介します
Q:なたね油(1200ml)は開けてからどのくらいで使い切れば良いですか?
→A:開封後は1~2か月を目安に使い切って下さい。保存は常温暗所が良いです。
Q:サラダ油とは?
→A:生で食べられる油のことで、JAS規定では「0度で5,5時間保管して清澄を保つ」もの。原料はナタネ、ゴマ、大豆などいろいろあります。
Q:なぜ紙パックを使用しているの?
→A::組合員の声を受けて。ビンは重く配送コストがかかり、油のビンはリサイクルできない自治体が多いこともあり、紙パックを採用しました。