組合員活動報告

教えてください、新型コロナとの付き合い方

■開催日:2021年6月6日
■場 所:オンライン
■主 催:つながる委員会

医者にかからなくていい健康な身体つくりを目指して医療現場に立つ傍ら自然農で農業を営む豊田医師とともに、新型コロナ感染についてデータを基にその概要を読み解き、どう付き合っていけば良いかを考えました。
・新型コロナ感染者数累計75542人(2021・6・4現在厚労省)。非感染者数1億2460万人と比較すると、国民の99・4%は感染していない。他方、癌が原因の死亡者37万人・肺炎10万人・自殺者2万人など。PCR検査も、陽性者が全て感染者というわけではなく、また検査上の基準が国によって異なり、正確な感染者数把握は難しい。
・コロナワクチンは今までの製造方法と全く違う遺伝子操作技術を使って作られており、治験も不十分。人体への影響は誰も分かっていない。予防接種が感染を抑制するというデータも反対に拡大するというデータも存在し、不妊症や免疫異常など、副作用についても同様。アメリカには、感染を拡大させるという観点から予防接種した教師は採用しないという私立校もある。接種は強制ではないので、自分のリスクとメリットを考えて、自分で判断したほうが良い。
・マスクのデータについても効果の有・無、両方報告されている。マスクを常時つけることの弊害は *低酸素血症 *唾液減少に伴う虫歯や口臭 *熱中症リスク *幼児の信頼感形成や言語発達の遅れ、などが挙げられる。他方、マスクをつけることの社会的なメリットもある。10代以下に感染死亡者がいないこと、マスクリスク、特に低酸素による脳ダメージなどを考慮して、子ども(特に10歳以下)に関しては、大人がより適宜な使い方を考えることが大切。
感染予防対策には免疫をあげることだが、現代人は過食気味で栄養不足という状態が多い。感染予防の観点からは、特にたんぱく質・ビタミンC・ビタミンDの不足を補うようにする。食事で摂るのが最適だが、現代は栄養価の低い食品も多いので必要ならサプリメントで補う事も考えた方がよい。 腸の状態も悪く栄養の吸収・排出が充分できない人が多い。添加物などを摂るとその排出にも栄養が使われてしまうので、なるべく加工されていないものを食べた方が良い。過食気味の人が、短期間断食するのも腸や免疫の回復につながる・・・

まだまだ、書ききれないことを沢山お話しいただきましたが、新型コロナ対策はみんな分からない中、手探りで進められているのが現状です。自分で情報を探し、吟味し、自分に合った感染対策を自分で考えること、対立軸を作るのではなく、いろいろなメリットを考慮しながら守るべき優先順位を決めて、そのために行動していく事が大切だと教えていただきました。沢山のアンケートからも、皆さんが興味深く聞いてくださって、さらに考えて行こうとしている想いが強く伝わってきました。