組合員活動報告

センター長に聞いてみよう!添加物学習会

■開催日:2021年7月13日
■場 所:田原本青垣生涯学習センター 調理室
■主 催:中南和地区くらぶ準備会

7月13日に行いました添加物学習会は、やはり実際に食べ比べていただきたいという思いから、リアルで開催しました。
初めにセンター長の奥瀬さんから、日本の現状についてのお話を伺いました。日本の「食」は輸入に頼っていて、唯一自給率の高い米は消費が減少し年々自給率が下がってきているそうです。また輸入される食品について遺伝子組み換え作物のトップ4であるトウモロコシ、大豆、ナタネ、ワタは大量に日本に入ってきていて、例えば安く売られている食用油の原料になっているそうです。その上、他国ではある表示の義務が日本では表示の対象外とされていることで、NON-GMOの食品を選択することが難しくなっています。
また添加物については一括名での表示で3つ以上の添加物が1つにまとめて表示され、1つ前の調理に使われた添加物は表示の義務がありません。何気なくコンビニで買ったサンドイッチには30種類以上の添加物が使われており、前調理のものも含めるとどれだけの添加物が使われているのか計り知れません。そんな現状を踏まえてコープ自然派の添加物や農薬、遺伝子組み換え作物への取り組みや自然派の基準についてのお話も伺いました。
その後、みんなで自然派と市販の食材の食べ比べをしました。(食パン、ウインナー、豚肉、カニカマ、にんじん、キュウリ、マヨネーズ、塩、バナナ、プリン)
今回は市販のものでも農薬や添加物の少ないものを中心に選びましたが、やはり食べ比べると違いがはっきり分かり、試食会の意義を感じました。
参加者の方々からは「実際に食べてみて違いがよく分かった。」「オンラインでなく直接みんなと話ができて良かった。」「より詳しいことを知りたくなった。」等の感想をいただきました。