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大和ひみこ米の田んぼの生き物調査&夏の収穫体 トウモロコシ
■開催日:2021年7月24日
■場 所:場 所 南檜垣営農組合田んぼ(JA倉庫西)と畑
■主 催:理事会(ふうど)
強い夏の日差しが照りつける中、親子16組63名が集まりました。今回は、豊岡市でコウノトリの野生復帰とそのための環境保全に取り組んでおられる宮垣均さんを講師に、大和ひみこ米の田んぼの生き物調査を行いました。
6月にみんなで田植えをした田んぼに裸足で入り、泥土の中や稲の上にいる生き物をつかまえます。田んぼの中だけでなく、周囲の畔や水路も探します。大人は童心に帰って、子どもたちも夢中になって、網と昆虫ケースを手に、生き物たちと戯れる時間を過ごしました。
続いて、見つけた生き物たちの発表と、宮垣さんによる解説の時間です。図鑑やグーグルレンズなどのアプリを活用して、名前を調べてみました。水路には、アメリカザリガニ、ヨシノボリ、ヌマエビ、さらには珍しいタウナギも!畔にはオケラ、ショウリョウバッタ、オサムシなどの昆虫類。田んぼにはヌマガエル、ゲンゴロウに似たコガムシ、田んぼの害虫を食べるキバラコモリグモなど、いろいろな種類の生き物たちが生息していることがわかりました。子どもたちは、宮垣さんと生き物を取り囲んで、豊富な知識が盛りだくさんのお話に興味深く聞き入っていました。
たくさんの生き物がいれば生態系が豊かになり、田んぼのお米も健康に育ちます。こうした体験をきっかけに、子どもたちが田んぼや田んぼを取り巻く環境の大切さに関心を持ってくれたらうれしく思います。生き物調査の後は、人数限定となりましたが、南檜垣営農組合さんの畑のトウモロコシと枝豆の収穫体験を行いました。宮垣さん、営農組合の皆さん、暑い中ありがとうございました。