組合員活動報告

WEB自然派シネマなら8月上映会 『LIGHT UP NIPPON -日本を照らした奇跡の花火-』

■開催日:2021年8月23日
■場 所:オンライン開催(ZOOM)&コープ自然派会議室
■主 催:理事会 シネモプロジェクトチ-ム

2011年3月11日東日本大震災の後、東京の花火大会がなくなり、花火が余った事をきっかけに、1人の人が始めた「LIGHT UP NIPPON」。
慰霊や地鎮の意味を込め、津波で被災した全長300kmの海岸での花火大会を進めていく中で、賛否両論あり、4000万円以上の資金集めや地元運営に関わる人たちの協力に苦戦していきます。
ガレキからメタンガスが出るリスクから、プロの花火師が大槌町の花火打ち上げを断念。
何が何でも花火を上げる想いの主催者側。そこには関わる人の数だけの想いが存在していました。
花火で街の元気を取り戻す、という思いの人たちを中心に作られたこの映画の影で、震災直後で辛い思いをされている方や反対される方がもっといたのかもしれません。
それでも、震災を経験し楽しみを奪われた子どもたちが、花火を見上げて少しでも笑顔になっていたらいいなあと思いました。
この花火大会は10年後の今も続いていて、コロナ禍の今年も無観客で開催されました。
花火が人の心にどんな影響を与えているか、長い間続いているということに答えがあるのかもしれません。

上映にご参加いただいた方からの感想を抜粋します。
・元気づけられました。花火は上を向いて笑顔になれる。
・止むに止まれず、チャリティーコンサートを開催したことを思い出しました。震災の年だから、出来たこと出来なかった事があったんじゃないかと思います。人はやはり人の熱い思いで動かされる。東日本大震災を忘れてはならないと改めて思いました。
・カタログで知り、上映会に参加しました。今の時代、正確な情報の選び方が難しいと感じます。原発の状況が分からないまま、花火大会が開催された事が気になりました。