組合員活動報告

療育って何?何ができるのか聞いてみよう!

■開催日:2021年9月28日
■場 所:コープ自然派奈良会議室
■主 催:すくすく

今回はすくすくによる3回目のイベントとなりました。
お子さんをお持ちの方がよく耳にする、療育や感覚統合という言葉。「療育を受けると変わるよ〜」と勧められるけど、何が良いのか、施設の選び方、通われていても目的が見えないなど、どうしたら良いのか分からない事が多いと思います。
そこで、作業療法士の堀内さん(FLOW郡山 児童発達支援・放課後等デイサービス)を講師にお招きしてお話を伺いました。
よく五感という言葉を耳にしますが、私達は五感以外にも前庭感覚や固有感覚という感覚を持ち合わせています。スピードを感じたり、バランスをとったり、自分の体のサイズ感などを把握する感覚です。そのような感覚を遊びを通して鍛えていくことで、段階を踏んで読み書きや集中力、自信、自分をコントロールする力がついていきます。
親御さんから見たお子さんの困りごと(悩み事)をお聞きすることで、苦手な感覚、敏感すぎる感覚を探り、大好きな感覚を取り入れて満たしていく関わりが大切なようです。
また、遊びを通してという所がポイントで、楽しく取り組めて(心が折れないように個々にあわせたサポートをして下さいます)、自信に繋がり、チャレンジしたいという子どもの意欲を引き出す事ができるようです。
療育の施設を選ぶポイントは、通うことが可能かどうかを各家庭の生活に合わせて考える、子どもが楽しく過ごせるか、スタッフの専門性が何かを知ることのようです。
親御さんもお忙しい中、時間を割いてでも療育に通われることで、①誰かと悩みを共有し、子どもの理解を深める事②子どもの良さを発見し伸ばすこと③叶えたい未来が明確になり、より幸せな生活が送れることなど、親御さんやお子さんにとっても、大きなメリットがあるようです。
イベントに参加できなっかた方が、この活動報告を拝見されて、少しでも悩み事の解決へのヒントになればと思い、かいつまんではいますが、長々と文章にしてみました。ぜひ、ご興味をお持ちの方は、次回以降のイベントへご参加下さい。今後も交流会や勉強会を定期的に予定しています。
お子さまを認めてあげられることで、お子さんも親御さんも毎日の困りごとが少し楽になると思います。同じ境遇のスタッフと、気晴らししてみませんか?参加される方は毎回違いますので、お気軽に起こし下さい。お待ちしております。