組合員活動報告

自然派シネマなら5月上映会『都市を耕す エディブルシティ』

■開催日:2022年5月31日
■場 所:オンライン&コープ自然派会議室
■主 催:理事会シネモプロジェクトチーム

サンフランシスコ、バークレー、オークランドの3つの都市では社会の不況や経済格差により、人々は働き口だけでなく新鮮な食べ物を手に入れることさえできなくなっていました。しかし、都市のあらゆる空き地を農園にすることで、そのどちらも手に入れることができました。社会の問題を政府の対応に頼るのではなく、市民の草の根運動で解決することができたのです。そして農園を通して子どもたちは食育だけでなく自然についても学ぶことができ、その能力と知識は受け継がれていきます。民主的でエコロジカルで経済的に平等なこのシステムは、多くのことを付け加えすぎて病んでしまっている現在の社会へ一石を投じているように思いました。
参加者からの感想です。
・こういったことは誰にでもアプローチできることですが、学歴がある人はオーガニックの良さを知っているが、学校に行けない人はわからないという現実もあると思いました。
・どこにでも種は植えられると考えると、都市の公園は利用価値があると思いました。
・貨幣経済にしなくても、みんな食べていけるのだと思いました。
・食糧危機や食の安全が確保されていない状況を学ぶにつれ、自給自足の必要性を感じています。家庭菜園から少しずつ学んでいきたいと思います。今日の映画で更に食の重要性を確認するとともに、海外で具体的に活動されているのをすごく頼もしく思い、日本でも増やしていきたいなぁと思いました。