組合員活動報告

コープ自然派なら6月上映会『サティシュの学校~みんな、特別なアーティスト~』

2022.6.13

■開催日:2022年6月13日
■場 所:オンライン&コープ自然派会議室
■主 催:理事会シネモプロジェクトチーム

最後の上映会では「サティシュの学校~みんな、特別なアーティスト~」を上映しました。
現代を代表するエコロジー思想家で非暴力平和運動家のサティシュ・クマールはガンディー思想の継承者でもあります。そして本来の教育のあり方を取り戻そうとする「ヒューマン・スケール教育運動」を広げる人でもあります。
サティシュは「本来の教育とは、知識を詰め込むことではない。すでに備えられている“アーティストとしての自分”に気づくこと」「アーティストとは特別な人のことではなく、誰もが特別なアーティストなのだ」と言います。
映画の中にはサティシュのステキな言葉がたくさん出てきて、参加者のみなさんとステキな言葉集めをしました。
みなさん自分に合った、自分に必要な言葉に感動を覚え、私自身も日常の中で忘れていた想いに気付かされました。自分に子どもに周りの人たちに…。
日本の現状ではサティシュが言う暮らし方は実行が難しいと思われますが、自分も含めてそれぞれの個性を認め、なるべくみんなが自分らしく生きられるように。リンゴはリンゴであり、ミカンやナシにはなれないのですから。 


〔スタッフから〕
2020年7月から始まった自然派シネマなら。24作品を組合員の皆さんと一緒に観て、想いを共有できる時間はとても有意義でした。映画を通して多くの社会課題に直面し、その先に私たちが何ができるのか、これからも考え行動し続けたいと思います。2年間ありがとうございました。(永野)

この上映会は、私たちが日常生活を送る中では知り得ない様々な問題を考えることのできる貴重な時間でした。これからも折に触れてこのような機会を持ち、みなさんと想いを共有できればと思います。ありがとうございました。(米田)

コープ自然派奈良のアピールから始まった「自然派シネマなら」の毎月の上映会は、今回で一区切りとなります。2年間毎月のように参加してくださる方もいらして、画面越しではありましたがみなさんとお会いし、今まで知り得なかった事柄や気付かなかった問題に驚いたり、悩んだり、切なくなったりと想いを共有できた時間はとても貴重なものだったと感じています。ありがとうございました。(奥)