組合員活動報告
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はならぁとサステナブル講座「電力の自給自足〜創エネ畜エネのある暮らし〜」
■開催日:2022年10月21日
■場 所:天理三島本通り商店街会場
■主 催:理事会(みらい)
はならぁとサスティナブル講座で、大津いつおさんから電力の自給自足のお話を伺いました。
電力の自給自足に必要なものはソーラーパネルとバッテリー。まず何W電気を使うのか確認しましょう。月300kWh(電気代1万円位)使う人なら1日10kWh、つまり1日10kWh発電すれば電気を買わずに暮らせます。ソーラーパネルは1日4時間稼働で計算するので最低2500Wのパネルと10kWhのバッテリーがあればOK。ただし雨が続いても停電しないように5000Wパネル(500W/3万円×10枚=30万円)と13.5kWhバッテリー100万円+設置工事40万円=合計170万円が現在のベスト組み合わせです。バッテリーはまだ高価で13.5kWhだと少し小さく停電しないために節電も必要です。
たとえばDC(直流)扇風機はAC(交流)扇風機の1/5以下の消費電力。掃除機もバッテリーで動けば合計は増えません。
全ての家電がバッテリーで動き、そのバッテリーを個別にソーラー充電すれば全体の消費を下げれます。20世紀は全ての家電が送電線電気で動く交流送電線社会でした。21世紀はバッテリーで動く直流家電が増え、22世紀は家電本体が発電して動く直流地産地消個別発電社会になります。
送電線社会ではスマホの充電をするのに、原発でAC3万V(ボルト)発電→50万Vに変電→100km送電→奈良の変電所で1万V→6600V→200V→100Vで家庭コンセントへ、それをDC(直流)5V変換→やっとスマホ充電という途方もない変換ロスを生みエネルギーを捨ててます。家庭で小さなソーラーパネルでDC5V発電そのままスマホに充電すればロスもありません。電気を地産地消すればエコで電気代もかかりません。
最後にソーラーパネルの原料は本体もセルもケイ素(=ガラス、英語でSilicon)です。ケイ素は地球上で一番多い固体元素(砂)です。ソーラーパネルを使い、CO2ゼロの豊かな自給自足生活を送ってくださいとのことでした。 写真はソーラーで動くミニカー。電気自動車もソーラーで動けば燃料費がかからず、石油も使わず、CO2ゼロで移動できる未来がきたらいいですね。