組合員活動報告

はならぁとCINEMA「プラスチックの海」上映会

■開催日:2022年10月22日
■場 所:モリノゲストハウス
■主 催:理事会(みらい)

子どもさん3名を含む11名で、「プラスチックの海」を鑑賞しました。
シロナガスクジラの研究をしているクレイグ・リーソンは、世界中の海でプランクトンより多く見つけたのは大量プラスチックゴミでした。自身が監督となり、世界中の海で何が起きているかを調査します。
美しい海に、年間800万トンものプラスチックが捨てられ、その大半は海に漂い、海底に沈んでいました。動物たちのお腹に入っていたプラスチック破片の映像は衝撃的で、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていました。また、プラスチックの毒素は人間にも害を及ぼすといわれています。
使い捨ては便利ですが、地球はプラスチックゴミで溢れ捨てる場所がありません。
海洋からはプラスチックを取り除くのは不可能です。これ以上プラスチックを捨てないようにしなければなりません。
参加者からは「もう待ったなしのところまできていることを改めて痛感し、自分の出来ることからやって行くしかないと思いました」「環境問題をテーマにした話は他人事であったり人任せであったりで、関心を持ちにくいかなと思いますが、映画の内容は理解しやすくもっと大きな会館で多くの人が観るべき内容だと思いました」との感想をいただきました。
子どもたちの感想は「人間というたった1つの種族がこの海を汚してきたと思うと人間は罪深い生き物だと思いました」「イワシや鳥などが私たちの捨てたプラスチックで死んでいるなんてとってもかわいそうだと思ったから、これからもゴミ拾いやポリ袋を断るなどする」とありました。
私たち大人の責任はとても大きく、いかにしてプラスチックのゴミを出さない社会にしていくかが問われています。