組合員活動報告

組合員アンケート企画第二弾 「電磁波について」 ~電磁波ってどんなもの?~

■開催日:2023年7月13日
■場 所:コープ自然派奈良 活動室
■主 催:理事会みらい


電磁波測定士の秋田さんが、電磁波とは?、電場と磁場の違いや発生のメカニズムなど基本的なことから分かりやすくお話し下さいました。電場は、コンセントに電源プラグを差し込むと発生しますが、アース配線をすることで下げることができるそうです。海外のコンセントは3穴式のコンセントが主流でアースが標準装備されているのですが、日本の2穴式コンセントではアースが無いため電場の逃げ道がなく、スウェーデンなど海外にはある電磁波の安全基準値を上回ってしまっているご家庭がほとんどで、恐らくご自身でも気が付いていない帯電障がいの方も多いのでは?とのこと。
会場の田原本センター活動室には、3穴式のコンセントがありますので、実際にアース配線をする前後の電場の数値を見せていただけました。

また、携帯電話や高周波との付き合い方もお話し下さいました。「私たちが直面している問題は、携帯電話の使用を禁止するかどうかではなく、いかに安全に使用していくかということではないでしょうか。」というお言葉が印象的でした。質問タイムでは、たくさんの質問が出まして、終了時刻を大幅に超えてしまい申し訳ございませんでした。終了後には、活動室内を簡単に測定していただき、冷蔵庫のアース配線までして下さいました!
秋田さんは、電磁波のことは完全に避けることは不可能ですし、恐らく今後も増え続ける一方な社会なのでバランスが大切と話されました。参加者の方のアンケートでも実例も多く具体的な対策や生活に応じた対策をたくさん聞けて良かった。と好評でした。